ログハウスについて

みなさんはログハウスがどういうものかご存知ですか?
ログハウスとは丸太を使って建てた家のことである。名前にもある通りログハウス=丸太の家である。よく雪の降る地域などにあるイメージを持たれるのではないだろうか。

このログハウスは一般的に丸太をそのまま横にして積み重ねるようにして建てられるのだが、これは外国の伝統的な構法のようである。ということは、この建物は外国の伝統建築物ということになるのだろうか。ログハウスという言葉も和製英語で、英語では「Log Cabin」と呼んだり「Log Home」と呼んだりする。ログハウスは日本では別荘地にしか馴染みがないと思うが、北欧地方では、基本的にコンクリートでは無くログハウスに住んでいると言うことが殆どです。最近では、日本の方でもログハウスの魅力が伝わったのか、ファーストハウスとしてログハウスを購入するという方が増えているのですが、まだまだ広まるには時間が掛かりそうです。

このログハウスの材料には一般的に壁には丸太を使うのだが、このほかにも角材を使用することもあり、柱や梁にだけ丸太を使ったりしているものもあるようだ。

ログハウスの特徴

ログハウスにはどんな特徴があるのだろうか?
まずは見たままのイメージからして暖かそうだが、ログハウスは湿度の調整がとても優秀のようだ。木の断熱性が高いので、夏は涼しくて冬は温かいというエアコン要らずの優れものである。また、木を使用しているので、木の温もりというものを感じることができて、コンクリートでできた家には無いような癒しがあるようだ。

ログハウスは今ではよく見られるようになったものだが、ログハウスは17〜18世紀くらいに北アメリカの西部開拓のための象徴として広まったとされているらしく、日本にはそれから月日が経って1970年頃の割と最近になってやってきたようだ。

ログハウスには丸太を使って建てるのだが、その丸太の代表的な種類として「ウェスタン・レッドシーダー」、「ダグラスファー」、「スプルース」、「フィンランドパイン」などがある。

ログハウスの一般的な工法

丸太組み工法

ログハウスの工法についてみていきたい。
まず、ログに欠き込みを入れて丸太を交差させていきながら壁となる部分を積み上げる工法がある。

この欠き込みをノッチと呼ぶようで、「サドルノッチ」だったり、「ウェッジノッチ」など、そのほかにもあるようだ。また、この積み上げた丸太は乾燥や重さで年々下がってくるらしい。これをセトルダウンと呼んだりセトリングと呼んだりする。なので、この現象を予め考えて、 窓やドアなどを寸足らずにして造られているようだ。

だが、これだと上に隙間ができてしまう為、飾りとしても使用する板をあてがって隠しておく。この板材をトリムボードと呼ぶそうだ。階段でも同様にセトリングを考えて造るようにする必要がある。

ログハウスには太い丸太を使用しているが、木の皮を剥いてチェーンソーで切って造ったログハウスを手作りのイメージから「ハンドカット・ログハウス」と呼ぶそうだ。そして機械で加工してできたログハウスは「マシンカット・ログハウス」と呼んでいる。

ハンドカット・ログハウスにはあまり見られない四角い木で造るログハウスはマシンカット・ログハウスに多いようだ。四角いログハウスは略されて角ログと呼ばれたりしているようだ。

機械で加工して造るマシンカットログハウス生まれたのはフィンランドとされていて、ごく一般的な建物としてよく見られるようだ。色鮮やかなログハウスもあるそうだ。これほどまで一般に広まった理由としては見た目もすっきりして設計の自由度が高いことと、家具の収納についても問題なく、そして単価が安いなどなどメリットだらけ。なるほど普及するわけである。日本でもこのマシンカット・ログハウスは広く普及しているようだ。

丸太組工法

丸田組工法という工法は、少し前の1986年の3月29日に旧建設省告示第859号により制定された「丸太組構法の技術基準告示」に則った工法のことをいう。この工法の制定の後、平成2年に告示改正がなされて、延べ床面積が300平米以下であることと、絶対高さが8.5m以下であること、階数が2階以下で小屋裏利用のみ、ノッチで囲まれる耐力壁は一辺の長さを最大で6mまでとする30平米以下などの範囲へと大きく拡大された。

また、その後には建築基準法の改正がされていて、建築基準法第38条が削除されたことから新しい告示が定められるようになり、丸太組工法で建てられる建築物の規模については他の木造の建築物とほぼ同等にすると改訂がされたようだ。

そして、国土交通省告示第411号では延べ床面積3000平米以下で絶対高さが13m以下、階数は2階以下であるがRC造やS造との混構造が認められることになり、小屋裏利用3階建ての建築もできるようになった。この際のノッチで囲まれる耐力壁は一辺の最大長さを10mまでとする60平米以下などの範囲となり、さらに構造計算で安全の面でしっかり確かめることでそれよりも規模の大きな建築もできるようになったとある。
ただし、新しい告示によって可能になった規模で建てる場合では、ログハウスに使用する木材の乾燥や断面積、二階床構造などについては規定があるのでそれらを満たしている必要があるようだ。

また、今まで建築できないとされていたダブテイルノッチなどの交差部が突出しないタイプのノッチであっても構造計算によって安全を確かめることで建築が可能になった。そのことで北欧にあるログハウスのようなノッチの突き出しを抑えたようなものも造ることができるようになったようだ。

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